応援をしていて、ついつい夢中になり、大声を発してしまう人。いますね。
得点の時の喜びの声。これは心地良いもので、子供たちにとってもやりがいのあるものになるでしょう。
その一方で失敗に対するヤジ。
これ、実は応援になりません。選手である子供たちもある程度の学年になると、自分がおかしたミスは十分理解しています。
それなのに
なにやってんだよ!!!
といった怒鳴り声は、ベンチの指導者もですが、応援の人がかける言葉ではありません。
子供たちの失敗やミスに対してはあえていえば、試合中は声を出さない。
よく、ドンマイドンマイなどかけますが。
場合によると、これも静かなプレッシャーに。
box style=”blue”]経験者のパパにありがちな応援[/box]
サッカーを経験しているパパなどですと、つい試合中にポジションの指示や「動け」などベンチがかけるような言葉を発してしまう場合がよくあります。
これも慎まなければならない応援です。
まずコーチではないのですから、ポジションの指示などは厳禁です。
フォールド内で一生懸命やっている子供たちにはきっと聞こえていません。ただのヤジになってしまうかも。
これはベンチでも一緒で、どうしても伝えたいことがあるときアウトオブプレー中などでタッチライン近くに選手を呼び、きちんと指示するくらいでないと伝わりません。
特にヤジに近いような怒鳴り声を伴った指示は選手である子供たちのクリエイティブな発想を阻害し、ネガティブなプレッシャーになるだけです。
さらに、審判でもないのに
オフサイド!! ファウルファウル!!
これが一番いけません。
オフサイドに関しては別途にルール解説しますが、パパが小学生の頃とルールが違ってますよ。きっと。
オフサイドポジションにいただけでは、オフサイドになりません。
ボールに触れる(プレーに干渉する)相手プレーヤー(相手競技者)に干渉するといった状況でないかぎりオフサイドになりません。
応援の人がオフサイドと声をかけ、副審もとっさにフラッグアップしてしまったが、実は2列目のプレーヤーがボールにチャレンジにいき、主審はオフサイドを取らない。
こういうケースで守備側の選手が、オフサイドと思い込み、プレーをとめてしったがために、失点につながるようなことがよくあります。高学年だと結構あるかもしれません。