ルールが変わってます。オフサイド

オフサイド昔と違いますよ

今の小学生の子供たちのパパが小学生だったころ。

オフサイドは ゴールラインに近い守備側競技者の最後から2番目がオフサイドライン。
これは昔も同じでしたが、その頃は、まずその位置にいた競技者にパスが出ただけで

オフサイド

となってました。その後プレーに干渉するという概念が加えられ、オフサイドポジションにいただけではオフサイドにはならなくなってます。

味方競技者がボールに触れる、パスした瞬間にオフサイドポジションにいたプレーヤーがそのボールに触れる、もしくは他のプレーヤーが誰もいない状態で、触れようとしている。(プレーに干渉する)この時に初めてオフサイドとなります。

ですから審判で副審の時もオフサイドは基本「ウエイト&シー」と言われ。しばらく様子を観る事が肝心です。
すぐにフラッグアップ(旗を揚げること)せず、オフサイドの状況になった時点であげます。

さらに昨年は追加の解釈が

「その位置にいることによって利益を得る。」というオフサイド3番目の要素。

これは、通常の場合ですと、

オフサイドポジションにいたプレーヤーが味方が打ったシュートがゴールポストやクロスバーにあたり跳ね返ってきたボールをシュートした。もしくはゴールキーパーセーブしたボールが跳ね返ったボールをプレーする。

こういった状況が 「その位置にいることによって利益を得る」の典型です。

この解釈が一部加えられて変わってます。
守備側の競技者が、「意図的に」プレーしたボールがオフサイドポジションにいた攻撃側の競技者の所にいきそのボールをプレーした。実はこれは以前はオフサイドとしてましたが、守備側競技者がボールにただあたっただけや触れただけなく「意図的に」プレーした場合はオフサイドとならないとなってます。
守備側のヘディングクリアなどがそのケースです「意図的に」ヘディングであればたとえクリアミスで後ろに行っても、オフサイドとならなくなったのです。(バックパスと同じ意味合い)

このルールの適用、実は昨年だったので、まだまだ理解している審判は少ないと思います。上級審判でも難しい判断を要求されるルールになってます。