ルールは変わってますよ。昔とは・・・
さて、お父さんコーチで パパが審判に。
でも、やはり、競技規則(ルールブック)はしっかり覚えておかなければダメです。
オフサイドが変わったのは別のページで解説しましたが、学生時代サッカーをやっていた人や、10年とか、20年とか前に審判の資格をとった方はかなり、ルールが変わったことに驚くでしょう。
近年に変わったものと、ずいぶん前に変わったものが混在してますがいくつか取り上げてみましょう。
コイントス
キックオフの際にどちらがキックオフをするか、攻めるゴールを決めるかをコイントスで決定。
昔はコイントスで勝ったチームは、キックオフを選択することができた。
コイントスに勝ったチームが前半に攻めるゴールを決める。他方のチームがキックオフを行う。
コイントス:ペナルティーマークからのキック(PK戦)も同様です。
PK戦で03年以前はコイントスに勝ったチームが先攻
コイントスに勝ったチームが先攻か後攻かを選択できる。
(たいていは先攻を有利として、先攻を選びますが・・・・)
キックオフ
前方にボールがボールの外周分1回転しなければインプレーにならない。
少しでも前方に移動することでインプレーとなる。
キックオフのシュートがゴールに入っても得点とならない。
得点が認められる
スローイン
スローインをする競技者から相手競技者の離れる距離が明確化された
相手競技者は2m以上離れなければならない。
ゴールキーパーにスローインしたボールをゴールキーパーがペナルティーエリア内で手または腕触れる
ゴールキーパーはペナルティーエリア内であっても、味方競技者からスローインされたボールを直接、手や腕で触れてはならない。⇒間接FK
バックパス
味方競技者からのボールをペナルティーエリア内で手で触れる。
味方競技者から意図的にキーパーに足により、パスされたボールはペナルティーエリア内であってもゴールキーパーは手、または腕で触れることはできない。
くるぶしからしたの足の部分で意図的ににバックパスした場合に手で触れる。⇒間接FK
キーパーチャージ
ペナルティーエリア内で、ボールを保持したキーパーに触れた場合、
キーパーチャージとなり、守備側に間接FKが与えられた。
キーパーチャージという概念がなくなった。フィールドプレーヤーと同様にあつかわれ、チャージや抑えられたりしたば場合は直接FKとなる。
—-いまだに結構、皆さん「キーパーチャージ」とか言ってますね。
得点の時
主審は得点の時、笛を吹いていた。
得点の時、笛を吹く必要はない。と競技規則に明記された。
ゴールキーパー 4歩までゴールキーパーは自分のペナルティーエリア内でボールを手で保持して4歩を超えてコントロールしてはならない。
ゴールキーパーは自分のペナルティーエリア内で自分のものとしてボールを離すまでに、手で6秒を超えてコントロールしてはならない。
⇒歩数の限定でのルールであったため、遅延行為につながるケースがあった。
ボール保持して4.5.6と数えて、いきなり笛を吹くのではなく、6秒前後で、声をかけ、
その後も数秒以上、ボールを離すことがなかったらは反則をとりますね。
パパの時代から比べるとこんなに違います。しっかり、ルールを覚えましょう。