サッカーの審判の使うタイマー、時計のことについて。
練習試合などでは時計は左手ひとつでしてしまうことが多いですが、試合、公式戦ですと、2個つけます。
ひとつはランニングタイムを計るもので、途中、空費された時間があっても、止めずにそのままです。もうひとつは、負傷者への対応やその他で空位された時間(飲水タイム)などがあった場合に止める時計。
少年の試合で20分ハーフであれば、ランニングタイムの時計が20分になった段階で、もうひとつの時計が示すのがいわゆる「アディショナルタイム」 つい、「ロスタイム」とか言ってしまいますが、正式には追加される時間・・・「アディショナルタイム」です。 第4審判がいる場合にはその時間を前後半終了の1分程度前に、合図して伝えます。(少年の試合ではあまりしませんが)
さて、タイトルの、
キックオフの時の時計
キックオフの時、笛を吹いてから時計押すのか、
時計を押して、笛を吹くのか。
人によると笛 ⇒ 蹴る(インプレー) ⇒時計 および 笛 ⇒ 時計
という人もいますが。 何か一理あるような。でも違うような。
4級のJFAのeラーニングですとこういう事になってあmす。
私は時計を二つとも、先に押し、動いていることを確認し、笛を吹きます。
それはキックオフの、インプレーを注視するためです。
笛のあとに時計をスタートだと、時計に目をやり、視線をプレーからはずしてしまうことになります。
上級審判やJリーグの試合など見てるとわかると思います。 時計 ⇒ 笛 です。
Jなどですと4審と時計のスタートを確認した後、キックオフのホイッスルを吹きます。
我チーム2級のY君も言ってました。3級時代にインストラクターから指摘されたようです。
理由はやはり、インプレー時に視線をはずさないことが重要だからということ。
時計をスタートし、笛の後、インプレーにすぐにならない場合がありますが、そのくらいの多少の時間はタイマーの終了の合図があった後にちょこっと追加すればいいこと。(前にボールをけらなかったり、競技者がインプレー前にハーフウェイラインを越えた。など)
あえてまた、時計を止め、視線をはずすことはありません。。