試合でねんざ そのケアは?

サッカーにケガは付きものと言うと言い過ぎかもしれませんが、入念な準備運動ストレッチなどである程度は防げます。ただ、広いグランドを走りっぱなしなので、避けられないケガも多いです。

大人の場合だと、肉離れや靭帯損傷などの重傷となるケガが多くなりますが、少年の場合ですと捻挫が一番多いのではないでしょうか

ねんざの応急処置

ねんざには「内反」と「外反」があります。多くのケースが「内反」で、内側に足首を捻る事です。

グランドのデコボコなどでも起こりえます。

まず、ねんざをしたら、すぐに患部を冷やす事が大切です。冷感のシップなどは痛みを和らげるにはいいのですが冷やすといった事では不十分です。

患部を痛みが感じないほどに冷やします。氷水ではちょっと冷たすぎるので、アイシング専用のバッグで冷やすといいでしょう。15,20分は感じなくなる程度冷やし、その後しばらく放置し、感覚がもどり痛みを感じたらまた冷やす。

これを数度は繰り返した方がいいです。後の治りがいいです。

応急処置はシップよりまずアイシング。

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その後は足首をテーピングやサポーターで固定します。

ねんざをして3日間くらいは温めてはいけません。患部を冷やし、圧迫して安静にします。1週間程度経過したら今度はお風呂などで十分温めて、患部の血行を促進させます。

だいたい、ねんざをすると最低でも3週間は完治するのにかかります。その間に試合などでどうしても動かなければならない場合はしっかりサポートをする事が重要で、再発を十分ケアし、患部がグラつかないようにします。

私はねんざケアの時、専用サポーターで対応しましたが、スパイクやシューズの踵のアッパー部分に接触しないように取り付けられるものをえらんでください。

私も審判をやっていて、グランドのくぼみでねん挫しました。ケガした後も審判の予定などがはいっていたのでサポーターを使用しました。ZAMST のA-1というやつで、足首をほぼ完璧にカバーします。少し自由度はなくなりますが、安定性は抜群ですし、再発しそうな内反は防止できると思います。サポーターというよりギブスに近い安定感です。

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血行促進のためにチタンボールや磁気パッチなども貼って回復のスピードアップを図る事もしました。気のせいか効果はあったようでです。