サッカーをプレーする上で重要な用具といえば「スパイク」
実は競技規則上は「靴」となっているだけで、小学生の大会などでよく禁止されているのは「スタッド式」(取り替え式)のスパイクです。
ぬかるんだクレーや雨の日の芝のピッチで小学校以上のカテゴリーで使われますが、通常ほとんど小学生では使用しません。
使用できない理由の一つは取り替え式のネジの部分が金属でできているため、スタッド部分が削れて、金属が露出したりした時に危険だという配慮だからです。
試合前に審判が用具のチェックでよくスパイクの裏を見ていますがそういう意味からです。
見ている審判自身が何の為に、どこを見ているのかもわからないケースが非常に多いでしょう。
用具の不備という点でいえば、小学生の場合スパイクの裏のスタッド部分というより、「つま先」です。
古くなって、破れてしまい、プレーヤー自信が危険な場合があるからです。テープで止めてもだめですよ。
少年の場合、低学年ですと足のサイズの拡大と靴の摩耗との兼ね合いで結構痛んだスパイクをはいている場合が多いので注意です。
アッパー自体の材質も柔らかい方がボールの感覚が解りやすいのでいいのですが、ジュニアで本革はちょっと高価ですね。
それと「スパイク」ですとプラスチック製のスタッドであっても、土のグランドですと結構固くて「突き上げ」がきます。
大人でもそうです。堅いグランドで堅いスタッド部分のスパイクだと足への負担が非常に大きいです。
ランニングシューズでいえばクッションのない競技用以上だから、主に土のグランドでプレーする小学生であれば、あえてスパイクでなくても、ゲームシューズでグリップのしっかりしたもの方が向いているかもしれません。
低学年の子供たちはゲームシューズのほうがいい
低学年の子供たちには重さ、足への負担からいえばその方がベターだと思います。
それにしても、最近は黒のスパイクを探す方が難しいくらいみんな派手なカラーリングのスパイクが多い事
それとサイズも重要なポイントです。足が成長ですぐ大きくなるから、少し大きめのものを購入し長くしようしたい。
こういう声も確かに多いですが、これは結構問題なんです。自分の足よりスパイクのつま先が出ている訳ですから、地面を蹴ったりして、ケガの元になることもあるのです。足のサイズにあった靴で、そして底などは少し柔らかめのものがいいと思います。